2020/05/07 06:06
お箸のプレゼントの意味って ?
私達が人に何かプレゼントする際には、「どのようなものを贈れば良いのか?」悩むものです。 あまりにも奇抜なものを贈ると、相手が困ってしまう場合もありますので、よく考える必要もあります。そのため、無難に普段から使えるような食器などをプレゼントとして選ぶ人も少なくありません。その中でも、よく使うものとして、お箸などのカトラリーをプレゼントする場合もあります。このお箸のプレゼントは、普段から箸は使うものですし、もらって困らないものでもあります。 それに、お箸を贈ると言うことには、実はこんな意味もあるようです。一般的には人と人とを結びつける橋渡し(箸渡し)の意味があるとされ、良い意味で贈られることが多いです。夫婦箸などもよく見かけますよね。特に若い人から高齢者に箸を贈る場合は、元気さの橋渡しとされて、縁起が良いとされるケースも近頃ではあるようです。また、絵柄には込められたメッセージを送ることができます。
例えば「ほそし 蜻蛉」箸
トンボは古くから日本では縁起物として扱われてきました。着物などでの柄で使われる伝統模様に「トンボ柄」がありますが、トンボの縁起の良さゆえから模様として使われるようになったのです。また、戦国時代に兜や鎧のモチーフとしてもトンボがよく使われていました。戦において好まれるモチーフということがトンボの縁起の良さを物語っています。鯛や亀と同様に、トンボは古くから縁起の良いモチーフとして日本で親しまれているのです。その理由は、トンボは前方向にのみ真っ直ぐに飛び、後ろ向きに飛ぶことがありません。このことからトンボは、くじけたり屈することなく突き進む「不退転」を表す勝利の虫として知られるようになりました。また、トンボが害虫を捕食する特性も「勝利の虫」とされる理由です。戦国時代に兜や鎧のモチーフとしてよく使われていたのは、トンボが「勝利の虫」だからです。商売をされている方への贈答品に最適です。