2022/03/23 05:49

箸にはさまざまな形状や長さ、太さがあり、人によって使い易い箸が違います。自分に合った箸を使えば、きっと食事を楽しめます。まず持ち手に関しては三角~八角まで位あり その太さも細手・普通・太手と様々ですが、触れば自分に合った持ち手のお箸は見つかります。次に箸の先端のことを「喰い先」と呼んでおり、特に先端から3cmの仕上げがとても大切です。料理の挟みやすさはもちろん、口触りにも影響があります。喰い先の形状が丸型のものは口触りが滑らかですが、麺類などが挟みにくいです。四角形などの角の立ったものは、料理は挟みやすいですが、口触りが気になる場合があります。また、極細の先端にこだわりが詰まった箸もあります。そして、工夫を凝らした箸は、つかみやすさも別格です。たとえば「塗り箸」といわれる、漆を何重にも塗り重ねた箸は、口触りは滑らかですが滑りやすいのが特徴です。そこで、喰い先に「乾漆(かんしつ)」といって固まった漆を細かく砕いたものを塗ることで、すべり止め&強度アップを施している箸があります。
さて、貴方の使い易いお箸を見つけて下さい。