2022/08/17 05:53
「はし」は、大和言葉で、二つの世界を繋ぐ役割を果たすものを意味します。端と端を繋ぐ「橋」、高い所と地上を繋げる「はしご」などの「はし」、お箸も、箸先は人のもの、天部分は神様のものとして考えられていました。だからこそ、食事の時には、お箸に神様が宿ると考えられていました。そして、古来、日本では、唾液がつくお箸には、使った人の魂が宿ると信じられていました。 お箸は自分の分身、という事です。 神様とつなぐ役割がある自分の分身の「お箸」。 だから、共有してみんなで使うのではなく、一人ひとりに自分専用のお箸を使うようになったとの事です。
写真は「散歩に行こう」箸です。ミニチュアダックスを描いています。